先生の名前を呼び付けにするなんて!

先生の名前を呼び付けにするなんて!
「私の担当教授が、名前をファーストネームで読んでくれとおっしゃる
です」そんな非常識なことはできないと当惑の表情で語るのは、大学院留学生のRさん。
「先生を名前で呼び付けるなんて、失礼きわまりないじゃありませんか」というわけです。
一方、アメリカ人教授のCさんにしてみれば、「留学生の多くは、お辞儀をしてYes,sir・Yes,sir.(はいそうです、先生)の繰り返しなんだね。
なんとも気持ち悪くてね。
どうか、ていねいすぎるのはやめてくれ。
自分の考えていることを率直に述べて欲しい、といつも言うんです」

礼儀や敬意に対する考え方の違いが、しばしば教授と学生の関係をぎごちないものにしています。
特にこの傾向はアジアからの学生(それも女子学生)に多いようです。
一般的にアメリカ人教授はもっと打ち解けた関係を望んでいます。
例えば、いつもとは限りませんが、肩書きやfamilyname(姓)で呼ばれるよりも、firstname(名前)で呼んで欲しいのです。
教える側と教えられる側の違いを最小限にしたいのでしょう。
ところが多くの留学生は、もっとかしこまった教師と生徒の関係に慣れており、先生の前では緊張して口もきけないタイプが多いのです。
ましてや名前を呼び捨てにするなど、もってのほかなのでしょう。

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